割烹料理店のまな板削り
今回依頼があったのは、地元の若宮で割烹料理店を経営されている、オーナーから
まな板の削りの依頼がありました。
カウンター越しにお客様の前で魚などをさばくまな板だそうです。
『ぱっと、見た目はまだ全然いけるのではないのかな?』
と、思うくらいきれいですが・・・・・
いつも使っている個所はかなりのへこみと板の反りがありました。
今回、へこみと板の反りを直す仕事です。
巾が44センチありました。荒削りをしたいので、箱崎埠頭にある
『株式会社 九銘協(きゅうめいきょう)』様に依頼をして
荒削りを頼みました。
まな板の広い部分の裏表の加工から入り
側面の加工
後は切り口部分の加工までして頂きました。
本当に有り難うございました。
大きな加工場ではたやすい仕事ですが、、実際ここまででの
工程をしたら丸1日かかります。今回の所要時間は30分でした。
(いいなぁー。私もあの位の機械がほっしいー)
後は、自分の工場へ持って帰り、仕上げの作業です。
おもに仕上げとは、機械で荒削りした部分は、小さい波状になっています。
その部分を、『かんな』 っと言う道具で、小波部分を削り取っていきます。
鰹節みたいに・・・・・
写真では3丁の かんな があります。
これも荒削り~中仕上げ~超仕上げと 3段階で仕上げていきました。
。
作業時間は、3時間ちょっと
久しぶりに大工しました。
朝、8時に引き取りをして夕方の5時に収めました。
まな板も、さぞ喜んでいるでしょう。 たぶん・・・・・